帰投 - イベント鑑賞 / houses.fedatamine.com

ドゥドゥー、お前……なぜ、ここにいる。お前は死んだはずだ。５年前に……。

……同胞に救われたのです。あの時の、ダスカー人たちに。

ダスカー人…… まさか５年前の、彼らか……？

……殿下。おれは申し上げましたね。必ず本懐をお遂げください、と。

今から再び、おれは殿下の剣に、盾になりましょう。

ですから殿下……おれに見せてください。あなたが願いを遂げる、その瞬間を。

……ドゥドゥー。ならば……代わりに一つ、ここで誓え。

……もう二度と、自分の命を捨てるような真似はするな。

……は。

ベレト, ディミトリ enter the scene

……しかし、本当に愚かだな。あの女のために、死を選ぶなど。

本当に……愚かだ。

勝って嬉しくはないのか？
どうしてそんな顔をする？

……さあな。

本当は殺したくなかったのか？

……奴らは、人の顔をした獣だ。

殺さねばならない。だから殺した。 ……それだけだ。

ロドリグ enters the scene

……お二人とも、そろそろお戻りください。今後の方針を話し合いましょう。

村娘, 王国将 enter the scene

お願いします！どうしても、ここで働きたいんです！

王国将

いやいや、そんなことを言われてもだな……。

ベレト enters the scene

ロドリグ enters the scene

ディミトリ enters the scene

まったく……いったい何の騒ぎだ？

………………！

おい……その娘、どこから連れてきた。この軍は孤児院じゃあないんだぞ？

王国将

それが……その、近くの村の娘のようで。どうしても我が軍に参加したい、と……。

だからって、年端も行かん娘を雇えるか。さっさと親のところに返してこい。

家族は……もう、いません。帰る場所なんて、どこにもない。

……私、魔法が使えます！　戦えますっ！炊事もお洗濯も、何だってやります！

……その年なら、別な働き口もあるだろう。嬢ちゃん、何でこの軍にこだわる。

それは……復讐のため。殺された兄の、仇を討つためです。

村娘 enters the scene

………………。殿下。どうします。

……好きにさせてやればいい。